CEM型はホッパー内にショックアブソーバを設け、生コンクリートの落下時の衝撃を和らげ、且つ骨材の割れや分離を防止する構造となっている。またホッパーの下には再練の為のレミキサーを設置し、排出口にピンチバルブを装備している。古くは上越新幹線の中山トンネル工事(落下距離:約330m)や青函トンネル工事など、近くは東京湾横断道路のトンネル工事などに約50台の実績がある。
KD型は約100m以下の比較的短い落下距離用の簡易型落下装置で、本管内にショックアブソーバを内蔵し、排出管は生コンクリート排出後格納する為に旋回出来る構造となっている。また、掃除も水洗いだけで保守管理が容易である。現在までに本形式は約400台の実績がある。